NBF白石理事長が著した「記憶の宝箱」は、我々ボウリング業界人にとって業界の歴史を知る貴重な資料だと思いますが、別の意味で大切な資料だと筆者が思っているものに、故すみ光保氏のエッセイがあります。
過去に筆者も引用させていただいたことがあります。
恐らく立場によって賛否が分かれる内容も多いとは思いますが、ご自分のお考えをご自分の言葉で綴られたエッセイは示唆に富んでおり、とかく波風を立てることを避け自己主張を慎む傾向の強いボウリング業界において、我々後輩たちが疑問に思うことにストレートな表現で応えてくれる部分が多いので、ボウリング業界人は一読すべきだと思っています。
今でもネット上に残っていることをありがたく思うのですが、サイト自体が放置されている感じもしますので、消滅することを恐れてもいます。
願わくば、このエッセイをスマホサイトとして再構築していただき、すみ光保氏の思想を後世に残していただきたいと思います。
【追記】
故すみ光安氏のエッセイを全文読み返してみました。
結構なボリュームです。
死生観とか結婚観などには共感できない部分も多々ありますが、読み応えのある面白い読み物だと思います。
個人的には、本山ボウルオープンの時にご挨拶に行ったぐらいで、名前を憶えてもらえるほどのお付き合いもありませんでしたが、多感多情なお人柄がエッセイからも偲ばれます。
この記事の中で、筆者が企画した「シンデレラ・キャンペーン」を褒めてくれていて、ちょっと嬉しかったです。
過去の記録は国の歴史でも会社の社史でも、内容に齟齬があったり、立場や視点の違いで解釈が異なったりします。
ボウリング界の歴史についても、同様のことが言えるでしょう。
すみ氏のエッセイの中には、我々が聞かされている内容とは違う解釈や事実が書かれています。
当時のことを知り得ない者として、すみ氏の書いていることだけを鵜呑みにすることは危険かも知れませんが、筆者の知ることができる事柄についてのご意見にうなづける部分が多いため、知らない事柄についても筆者を説得する力を持っています。

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