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中日杯2016東海オープン

中日杯2016東海オープンは無事終了しました。
最後のほうは一発勝負の連続なので、決勝に残った4名は東海オープンファイナリストとして、等しく胸を張っていいと思います。
さて、プロボウリングの試合がもっと全国で開催されればいいなと思いますが、運営費だけでも少なくない金額がかかります。
それに賞金もとなると、開催が難しいのが現実なんですね。
ボウリング場の数は全盛期の四分の一以下になっていますし、業界の経済規模で比較したら、全盛期の何十分の一という状態です。
今も昔もプロボウリングの実質的な賞金スポンサーは、ボウリング場経営会社や業界団体など、ほとんどボウリング業界内の企業でしたので、賞金スポンサーが減ってきているのは当然の流れです。
優勝賞金や賞金総額によって「公認」とか「承認」という線引きがありますが、承認大会では「優勝●回」というカウントに入りません。
予選から苦労して勝ち上がっても最後の数ゲームで敗れ去る姿を見ると、もっと「公認」トーナメントを増やしてチャンスをあげたいなって思います。
でも、お金が無いと開催出来ませんし、儲かるものではないので、投資対象としてファンドを作って資金を作ることも出来ません。
賞金額ではなく、参加選手のレベルで「公認」するようになりませんかねぇ。
例えば「招待ではないシード選手の参加人数」が一定レベルを超えたら公認するとか。
シード選手を集めるために裏金が動いて、それはそれでお金がかかるようになるかも知れませんが(笑)
それと、公認料もそれに必要な事務経費程度にして欲しいと思います。
スポンサーがつく番組企画なら、黙っていてもテレビ番組制作会社から声がかかりますが、現実は番組制作費もこちら側で負担して電波に乗せているボウリング業界です。
頭を下げてスポンサーを増やそうとしても,同じようにスポンサーを求めている他の競技種目や慈善事業との競争もあり、見通しは暗いでしょう。
まず、賞金のレベルを下げても「公認トーナメント」を増やし、世間にアピールするほうが、スポンサー集めにとっても有効だと思いますけど。

カテゴリー: ボウリング業界

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