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芸能人家族対抗ボウリング大会

ボウリング場に来る消費者は、ボウリング場で「楽しい時間」を過ごすためにお金を払う。
マイボールを持つコアボウラーは、突き詰めれば競技力向上とスコア結果が目的。
ハウスボールを使うオープンボウラーは、その時その場で仲間とスコアを競うことに楽しみを見出したとしても、それが来場動機であったわけではない。
ボウリングは目的ではなく、楽しい時間を過ごす手段なのだ。
ボウリングが目的でボウリング場に来ていた固定客層からスタッフを作ってきたために、ボウリング業界はボウリングが目的ではなく手段に過ぎない消費者のマインドを捉える能力を持っていない。
ボウリングブームに乗って生まれた多くのボウリング場は、消費者マインドに食い込む技術を育めないまま、コアボウラーの奪い合いに終始し、コアボウラーの減少とともに数を減らしていく。
ボウリング場の経営者団体までもが、何故コアボウラーの大会を開催する必要があるんだろう。
そういうものは競技団体に任せて、業界団体は芸能人でも使って「楽しい時間」がボウリングによって生み出されているという演出を電波に乗せ、消費者マインドに訴えようではないか。
「芸能人家族対抗ボウリング大会」でもいいんだよ。
そういうものを「ボウリングの日」に放送することに、チャレンジして欲しいと思います。

カテゴリー: ボウリング業界

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