コンテンツへスキップ →

見せるボウリングは商売になるのか

プロボウリングの会場となる既存のボウリング場は、観戦する環境として作られていないし、収容員数も多くはない。
また、観戦に適したボウリング場など、経済的整合性が無いから誰も作らないし、作っても維持できない。
では、「見せるボウリング」をどうやって売っていけば良いのか。
ひとつのソリューションとしては、公認大会を映像記録作品として作り込み、DVDにして販売する方法がある。
ボウリング場において「生」で観戦したとしても、選手の背中ばかり見ているようなものだ。
背中が邪魔して、投球が見えないこともある。
アプローチをどう歩いたのかとか、見たい所は多いのに。
映像作品として作り込むということは、背後だけではなくいろんなアングルからも撮影出来るし、スローモーションや解説テロップも入れられる。
見どころだけを編集して大会を堪能することができる。
なによりも、映像作品として後世に残すことで、大会のステータスを作り上げていける。
だからバックナンバーを在庫して、10年前ぐらいまでの映像記録は販売していることが望ましい。
過去の記録(歴史)を大切にしないプロスポーツは滅びるものだ。
プロ協会で作るのではなく、大会の映像権を売って収入源とすればいいのだ。
もしも映像権を買うような製作会社が現れなかった場合は、ボウリングを見せることはビジネスとして成立しない、と考えなければならない。

カテゴリー: ボウリング業界

コメントは受け付けていません。