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嬉しかったこと。

たった今、ジャパンオープンの実行委員会が終わったところですが、会議で愛知県ボウリング場協会の森正勝副会長が「予算書にはグランドボウルさんの協賛金100万円しか記載されていないけど、入場料肩代わりの分とかどうなっとるの?」と質問してくれたのが嬉しかった。
ジャパンオープンは入場無料となっていますが、入場料収入相当額を当社がJPBAに支払うことで実現しています。
そのほか、観覧席を3台設置する費用、フットサルスタジアムを「トレードフェア(昨年は“ギャラリープラザ”といいましたが)」会場に改修しブースを設営する費用、臨時駐車場の手配と警備員の配置、シャトルバスの運行、期間中のフットサルスタジアムの休業補償など、負担している費用は冠スポンサーのABSをはるかに超える金額です。
そういったものがなかなか表に出ないことに内心忸怩たる思いがありましたが、今日、副会長がそれに触れてくださったことで少し溜飲が下がりました。
当社は他にも、東海オープンの賞金スポンサーや男子新人戦のな賞金スポンサーになっており、私は少しでもコストを回収するためにアマチュア予選会を当社独占で開催することを社長に提案したのですが、当社の社長は「業界発展のためにやっているんやから、それはならん」とのお考えでした。
本来はかかる費用を全て掲載した予算書を作成し、その負担を誰が負っているのかを明示して欲しいと思いますが、ジャパンオープンに限らず会場提供センターの負担はなかなか表に顕れません。
だから、会場を提供したことのないボウリング場支配人やプロボウラーは、とても身勝手なことを言います。
女子プロ人気で駐車場不足やコンコースの狭さに苦情を言われるのが今のボウリング場ですから、苦労してプロの大会を開催するよりも、週末を普通に営業していたほうがずっと楽だし収益もあります。
だから会場を提供するところも減っていくのでしょう。
運営が自由に出来て賞金やコストの低い承認大会ばかりになっていくのは、当然の成り行きでしょうね。
ギネス世界記録1フロア116レーンという、世界で唯一のボウリング場が果たさなければいけない責任は理解していますが、それを保有している当社の業界貢献を少しでも知って欲しいので、ここに書いておきます。

カテゴリー: ボウリング業界

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