facebookがメインとなって、このブログの更新が疎かになっていますが、筆者にとってそれ以上に意味を失っているのがツイッターです。
かつて自作ホームページが華やかなりし頃、アクセスを稼ぐために「相互リンク」が流行ってましたが、現在ではフォロワー数を競う風潮から、ツイッターでは「相互フォロー」が主流です。
贈答習慣のある日本人独特のメンタリティーが生んだ「文化」でもあり、そのあたりが、著名人のツイートを読むか仲間同士の連絡ツールとして機能している欧米との違いだと思っています。
筆者も900近いフォロワーを抱えていますが、「フォローされたらフォローする」ことで得た人数なんですね。
フォロー数が多くなるとタイムラインでの情報量も膨大になります。
筆者ですら、1日で1000以上のツイートがタイムラインを流れていきますので、いちいち読んでいられないのが実情なんです。
ツイッター自身にも「リスト」という機能があり、これを使って「読みたいフォローだけをリストに入れる」というマメな人も居るとは思いますが、リスト自体が多くなると、やっぱり読んでいられなくなります。
PCやスマートフォンのツイッター専用アプリには、「ミュート機能」があったりしますので、フォロー先に気付かれずにこちらのタイムラインから締め出して、情報量を操作できます。
こっちのユーザーの方が、多いのではないでしょうか。
何を言いたいのかというと、ヘビーユーザーとなり、ツイッターのフォローがある程度増えるとタイムラインの情報量が多くなりすぎて「読まれていない」という事実です。
かつては個人のホームページにも広告掲載が流行りました。
当初はページビューでギャラが貰えましたので、結構稼いだという神話も残っていますが、アクセスを相互協力で増やす文化が生まれて広告の費用対効果が下がると、クリック課金になっていきました。
そのため、今度は広告収入を得るためにクリックさせる事を目的とした、トラップ技術が発達しました。
「騙しリンク」と呼ばれるものも、そのひとつでしょう。
ツイッターも、前述のように「フォローを多く抱えているユーザーは情報量が多いので全てを読むことは不可能、もしくは機能を駆使して読む対象を選別している」環境になりつつありますから、ただ単にフォロワーが多いから広告効果が上がる、というものではないのです。
ヘビーユーザー化が進んだ結果、新聞折込チラシと同じようなものになってきていますので、フォロワー数が10万以下では、ショットガン的な広告拡散の効果はきわめて低いと思います。
さらに、世界的な通信手段ですので、日本語圏だけと考えても日本全国が対象となり地域の特定はできませんので、地域密着型の商売の広告媒体としては、それほどの効果は無いと思います。
数々の広告媒体のひとつとしてやるぶんには、コストがあまりかかりませんので否定しませんが、大きな期待をしてはいけません。
インターネット通販サイトやマーケティングのためのアンケートサイトなどへの誘導といった、顧客対象が全国に散在していることが前提条件となるでしょう。
ボウリング場のホームページのアクセスで一番多いのが同業者、次に多いのがボウリングマニア、そして団体予約の幹事さんです。
インターネットは、かつて丹波哲郎さんが言っていた霊界と同じで、興味関心を同じくする者が集る世界です。
「興味」か「必要」の無い人を集めようとするアウトバウンドマーケティングには向きません。
それを考えると、インバウンドマーケティングとして濃い関係を求めるのなら、facebookの方が時間はかかりますが有効でしょう。
余談ですが、近い将来、facebookページ自体の機能が進歩して、通販サイトや予約サイトを別に作らなければならない時代は終わると思います。
ツイッターやホームページで「アフィリエイト(インターネット上での宣伝広告/仲介・紹介・送客事業)で稼いでいる」という情報の実体は、アフィリエイトで稼いでいるのではなく、その情報を餌に「アフィリエイトを始めさせる」ことで稼いでいるのでしょう。
世の中に「うまい話」があるのは事実ですが、誰でも知りうる話には、もう「うま味」は残っていません。
紹介者を儲けさせる「ねずみ講」みたいなものばかりです。
他人が「うまい話」で儲けたと聞いても嫉妬せず、地道に稼いでいく方が、幸福になりやすいのであります。

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