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フランチャイズチェーン


先日このブログでボウリング業界におけるボランタリーチェーンの可能性について書きましたが、これと双璧と言える複数企業連鎖店形態である「フランチャイズチェーン」について、ボウリング業界での有効性を考えてみます。
加盟店が対等な立場で築くボランタリーチェーンと違い、フランチャイズチェーンは中心となるナショナルブランド(著名な商標/企業名)が必要です。
そして、ボウリング業界で有効なナショナルブランドと言えば、業界で唯一全国ネットでTVCMを流しているこちら様しか無いと思います。
余計なお世話ですが、上場企業として事業を拡大していかなければいけない宿命をお持ちだと思いますので、巨額な資金が必要な新規出店ばかりではなく、フランチャイズ開発は選択肢として「有り」なのではないでしょうか。

ボウリング場という不動産物件は他の商業施設への転用が難しく、また解体費用も莫迦になりませんので、有利な売却条件でも無い限り、売るに売れないものなのです。
そのため、維持管理経費と固定資産税分を稼ぐことを目的に、細々と営業しているボウリング場がまだまだ残っているのが現状でしょう。
そういうボウリング場が集客力のあるブランド名と運営ノウハウを手に入れるために、フランチャイズチェーンに入るのは有効だと思うのです。
既にそういう事業が無い訳では無いのですが、ブランドを確立できていない部分で未発達と言わざるを得ません。

そもそも「ボウリング」そのものは全国民が既にご存知のレジャーなので、販売訴求して有効なのは「ボウリング場」の方なのです。
また、ボウリング目的の消費者だけではボウリング場を維持できない時代ですので、「ボウリングが目的ではなかった消費者に結果的にボウリングを楽しんでもらった」というスキームを作らなければいけません。
その意味で、ボウリング業界唯一のナショナルブランドを確立できたことは見事と言わざるを得ませんが、その会社がフランチャイズ制を導入するのかどうかは判りませんし、もしやるとしても、ブランドのステータス維持のために、立地や地積地形、権利関係に対して厳しい審査があるでしょう。
業績が振るわないボウリング場の救済策には、ならないかも知れません。
そう考えると、やはり、連鎖店形態ならボランタリーチェーンの方がいいと思います。
ともあれ、これ以上ボウリング場が減っていくことに歯止めがかかることを切に願う者として、ボウリング場が商業的成功をおさめるために、各社が業界既存の殻を破って欲しいと思うのであります。

カテゴリー: ボウリング業界

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