(1) ユーザー サマリー
(2) 目標 サマリー
(3) ユーザー モバイル サマリー
(4) 集客 チャネル
(5) 行動 サイトコンテンツ ランディングページ
(6) 行動 サイトコンテンツ すべてのページ
1) 「ユーザー サマリー」でユーザーの訪問状況をざっくり把握
ユーザー サマリー
「ユーザー サマリー」画面では、一定期間内にサイトに訪れたユーザーの訪問状況をざっくり把握することができます。
「ユーザー」→「概要」メニューで開けます。(ちなみに、この画面はGoogleアナリティクスにログインするとまずデフォルトで開かれる画面です。)
デフォルトだと直近一週間の日別データが表示されるので、急な増減がないか確認しましょう。
「ユーザー サマリー」でまず使うべきデータ項目
セッション そのサイトへの訪問のことです。1回そのサイトを訪れたら、セッション数が1ということになります。同じ人でも、朝と夜に1回ずつそのサイトを訪れたらセッション数は2になります。
ユーザー そのサイトを訪れた人数のことです。1人のユーザー(同じブラウザで)が3回同じサイトを訪れた時、セッション数は訪問した数なので3になりますが、ユーザ数は1になります。
ページビュー数 そのサイトで見られたページの数です。1セッションで3つのページを見た場合、セッション数は1なのに対してページビュー数は3になります。
セッションとは、サイトに訪問してから離脱(=セッションが切れる)するまでの一連の行動のことを指します。
ここでいう「行動」とは、サイトを訪問してから離脱するまでのサイト内のページの閲覧やイベントの発生を指します。
※イベントとは、電話ボタンのタップやPDFのダウンロードなど、URLの遷移がない(=サイト内でのページ移動がない)行動のことです。
例えば、あるサイトに朝訪問し、一度離脱して、夜にまた訪問していればセッション数は2となります。
朝から晩まで離脱せずに、サイト内で行動を続けていれば、セッション数は1になります。
ユーザーとは、特定期間でサイトに訪問した、固有のユーザーを指します。
セッションが一回ずつの訪問を計測するのに対し、ユーザーは同じ一人の人を追っています。
例えば、同じ人があるサイトを朝昼夜と訪問した場合、セッション数は3になりますが、ユーザー数は1のまま不変です。
ただし、同一人物でも違うブラウザや違う端末を使った場合は、別のユーザーとしてカウントされてしまいますので注意が必要です。同じ人がPCとスマホ両方でサイトに訪問すると、2ユーザーとしてカウントされます。
PVはページビューと読みますが、サイト内のページが表示された数を指します。
例えば、あるサイトで、トップ→ページA→ページBと閲覧した場合は、
PV数3, セッション数1, ユーザー数1となります。
直帰率 「直帰」とは、ユーザーがページ遷移することなく、1ページ目だけを見てそのあとサイトから離脱した、という行動のことを指します。直帰率とは、全体のセッションのうち何%が直帰したか、という数字を表しています。
直帰率のより詳細な定義や改善方法について知りたいという方は、こちらの記事(直帰率とは|離脱率との違いや目安について)を参照してみてください。
新規セッション率 全セッションのうち、そのサイトに初めて訪れたセッションの割合のことです。過去一度でもそのサイトを訪れたことのあるセッションは、たとえ1回目の訪問が対象期間以前であっても、新規セッションではなくリピーターとみなされます。
以上5つの項目を毎日確認して、異常値がないか確認しましょう。
もしどうしても時間がないという場合でも、「セッション」だけは毎日確認しましょう。
ちなみに、これらの指標の切り替えは、以下のように画面上部のプルダウンから行えます。
2) 「目標 サマリー」でコンバージョン数を把握
目標 サマリー
「目標 サマリー」では、サイトでのコンバージョン数を把握することができます。
「コンバージョン」→「目標」→「概要」から開けます。
ビジネスで利用されているWebサイトには基本的にゴール=コンバージョンがあるはずです。
代表的なコンバージョンとしては、商品購入・会員登録・資料請求などがあげられます。
Webサイト運営の目的はこのコンバージョン数を増やしていくことなので、この数値も必ず毎日チェックする必要があります。
コンバージョン数に全く目を向けずにGoogleアナリティクスを使っている場合は、ただ数値を眺めているだけに過ぎず、はっきり言って時間の無駄です。
ちなみに、Googleアナリティクスにおけるコンバージョンは黙っていれば自動的に判別してくれるものではなく、運営者さまの手で設定する必要があります。
まだGoogleアナリティクスでのコンバージョン(目標)を設定していないという方は、こちらの記事(Googleアナリティクスでサイトの目標設定をしよう【初心者向け!】)を参考に早急に設定してください。
「目標 サマリー」でまず使うべきデータ項目
「目標 サマリー」で、使うべきデータ項目は、以下の2つだけです。
目標の完了数 期間内に達成されたコンバージョンの数です。
目標のコンバージョン率 期間内の全セッションにおいて、コンバージョンが達成されたセッションの割合です。
以上2つの項目を毎日確認して、異常値がないか確認しましょう。
ここからは4つのレポート画面の使い方を説明します。これら4つは、上記の2つのレポート画面の数値に異常値が見つかった場合に使うべきレポート画面です。
この4つのレポート画面の使い方をマスターすれば、毎日使うべきレポート画面の数値に異常を発見した際に、その異常の原因をざっくりと深掘りして発見することができます。
3) 「ユーザー モバイル サマリー」でユーザーの使用デバイスを把握
ユーザー モバイル サマリー
「ユーザー モバイル サマリー」では、ユーザーの使用デバイスを把握することができます。
「ユーザー」→「モバイル」→「概要」メニューから開けます。
デバイスごとのセッション数 上の画像のように、「セッション」という列で把握できます。
自分のサイトが各デバイスからどのくらいの数の訪問を受けているのか把握しましょう。
デバイスごとのセッション割合 各デバイスのセッションの数だけでなく、全体から見た割合も把握できます。セッション数の横のカッコ内に表示されています。
デバイスごとのCV数 「目標の完了数」の列から把握できます。
デバイスごとのCVR 「目標の完了率」の列から把握できます。
desktop(PC)、mobile(スマホ)、tablet(タブレット)の3種類のデバイスについて、それぞれどのくらいのセッション数なのか把握しましょう。
把握したうえで、まずは最もボリュームの大きいデバイスから改善に着手しましょう。
また、セッション数だけではなくCV数もチェックしましょう。
もしセッション数は少ないがCVRが高いデバイスがあれば、そのデバイス用のサイトのセッション数を増やす施策を打てば効率良くCV数が増やせます。(例えば、スマホからのセッション数が少ないがCVRが高かった場合、スマホ用サイトの集客に注力すべきです。)
4) 「集客 チャネル」でユーザーがどこから来ているかを把握
集客 チャネル
「集客 チャネル」では、ユーザーの流入経路を把握することができます。
「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」から開けます。
ユーザーの流入経路というのは、「ユーザーがどこからサイトを訪れたか」です。
ユーザーがサイトを訪れる経路というのは、検索エンジン・ディスプレイ広告・リスティング広告など様々です。
同じサイトでも、検索エンジンから訪れたユーザーとディスプレイ広告から訪れたユーザーではニーズやモチベーションが全く異なります。
ユーザーのニーズやモチベーションが異なるということは、サイト運営者が用意しておくべきコンテンツも違ってくるということです。
よって、ユーザーの流入経路を把握することはサイト運営に不可欠なのです。
「集客 チャネル」でまず見るべき項目
Organic Search GoogleやYahooなどの検索エンジンから流入したセッションです。一般に「自然検索」と呼ばれます。
Paid Search GoogleやYahooなどの検索エンジンの検索連動型(リスティング)広告から流入したセッションです。一般に「有料検索」と呼ばれます。
Display ディスプレイ広告から流入したセッションです。
Social FacebookやTwitterなど、ソーシャルメディアから流入したセッションです。
Referral 他のサイトに貼られた外部リンクから流入したセッションです。
Direct リンク元がない、すなわちブラウザのブックマークやURL直接入力から流入したセッションです。
Email メルマガなど、Emailに含まれるリンクから流入したセッションです。
Other Advertising aid SearchにもDisplayにも分類されない広告から流入したセッションです。
(Other) その他のセッションです。
なお、この「集客 チャネル」上でPaid Search、Displayなどの広告流入データやメルマガのキャンペーン別の流入データを計測するためには、別途パラメーターというものを設定する必要があります。(自動的に判別してくれるわけではないのですね・・・)
5) 「行動 サイトコンテンツ ランディングページ」でユーザーが最初に見たページを把握
行動 サイトコンテンツ ランディングページ
「行動 サイトコンテンツ ランディングページ」では、ユーザーがサイト内で最初に見たページ=入口ページを把握することができます。
「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」から開けます。
サイト運営において、ユーザーがサイト内で最初に見たページ=入口ページを把握することは必須です。
なぜなら入口ページは、ユーザーがサイト閲覧を続けて最終的にコンバージョンするか否かの最初の分かれ道だからです。
「行動 サイトコンテンツ ランディングページ」で使うべきデータ項目は、以下の4つです。
ランディングページ 入口ページとなったページURLが並んでいます。
デフォルトの状態だと、セッション数の多い順に並んでいるので、上にあるページほど重要なランディングページだということです。
セッション ランディングページ別のセッションの数だけでなく、率も把握できます。セッション数の横のカッコ内に表示されています。
入口ページごとのCV数 「目標の完了数」の列から把握できます。
入口ページごとのCVR 「目標の完了率」の列から把握できます。
まずは、どの入口ページのセッション数が多いのか把握しましょう。
把握したうえで、まずは最もボリュームの大きい入口ページから改善に着手しましょう。
また、セッション数だけではなくCV数 / CVRもチェックしましょう。
もしセッション数は少ないがCVRが高い入口ページがあれば、その広告キャンペーンなどの入口ページをそのページに寄せる施策を打てば効率良くCV数が増やせます。
6) 「行動 サイトコンテンツ すべてのページ」でよく見られているページを把握
行動 サイトコンテンツ すべてのページ
「行動 サイトコンテンツ すべてのページ」では、サイト内でユーザーによく見られているページを把握することができます。
「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」から開けます。
サイトを運営していくうえで、どのページがユーザーによく見られているのかをざっくりでも把握するのは必須です。
ここの画面では、サイトの各ページについて、対象期間内の総PV数やセッション数がわかります。
PV数、セッション数が多い順にページが表示されているので、サイト内でどこのページがよく見られているのかをざっくりと把握できます。
よく見られているページというのは、何か施策を打った際の数値変動幅が大きい=伸びしろが大きいページなので、優先的に改善を施すべきページだといえるでしょう。
なお、この「行動 サイトコンテンツ すべてのページ」では、デフォルトだとただに最もページビュー数やセッション数が多いページが表示されているだけです。
よって、より詳細に分析していく際は、流入元・ランディングページ・CVR・CV数を分析の指標として掛け合わせて深掘りする必要があります。
ここの画面で分かるのはあくまでも、「どこのページがよく見られているのかについてのざっくりとした情報」であることを忘れないようにしましょう。
「行動 サイトコンテンツすべてのページ」で使うべきデータ項目は、以下の2つだけです。
ページ サイト内のページURLが並んでいます。
デフォルトだと、ページビュー数の多い順に上からページURLが並んでいます。
ページ別訪問数 各ページごとのセッション数です。
2列目に表示されているページビュー数ではなく、この3列目に表示されているページ別訪問数をチェックしましょう。
ここは、ページビュー数ではなくページ別訪問数をチェックしたほうが、よく見るページの把握方法としては適切です。
なぜなら、ページビュー数は、あくまでもページが見られた回数なので、1人のユーザーが同一セッション内で更新などを行うとその分数が増えていってしまうからです。
逆に、ページ別訪問数はそのページを見たセッションの数なので、1回の訪問の中で何回そのページを見ても数としては1しか増えません。
よって、ページビュー数ではなくページ別訪問数をチェックすべきなのです。
なお、下の画像のように「ページ別訪問数」という欄をクリックすればページビュー数の多い順からページ別訪問数の多い順に並び替えられます